なにわべっ甲について

べっ甲細工ができるまでの流れをご紹介します

なにわべっ甲の特徴

くり抜かれた部分は必然的に脆くなるので、実際に彫った際に繋ぐ位置や出来上がった時の強度を想定しながら作業します。

かんざしや、最近ではアクセサリーにも透し彫りの技法が使われています。

プラージュでは熟練の職人たちが多数在籍しており、日々、なにわべっ甲の特徴である透かし彫りの技術を磨き続けています。

自社工房について

なにわべっ甲には自社工房が併設されておりいつでも早急に作業に取り組めるよう環境を整えております。

Farming

べっ甲細工の未来へ

タイマイの生息数が減少していると言われていますが、実は石垣島の海では非常に良く見られます。

タイマイがサンゴの上に乗ってカイメンなどを食べる姿はダイバー達にはおなじみの光景になっています。
現在もワシントン条約により輸出入が禁止されており国内の材料を使用している為、
べっ甲製品は大変希少な物になってきています。

私達べっ甲組合は日本の伝統工芸を守り広げる為、石垣島での養殖事業に取り組んでいます。

養殖場の風景
宮古島の風景
かんざしのべっ甲細工
Worker

べっ甲職人のご紹介

furukawa-photo-min
古川 倫
ふるかわ ひとし

昭和51年生まれ。大阪で生まれ代々、鼈甲業界に携わっていることから20代で後を継ぎ坂口師匠の技術を後継している。その後、有限会社プラージュを立ち上げ代表となり鼈甲製品、技術の後継に努めている。後継者育成やタイマイ亀の養殖事業も鼈甲業界の一員として取り組む。

sakaguchi-photo-min
坂口 保博
さかぐち やすひろ

昭和25年生れ。長崎県で生まれ中学卒業後、大阪で鼈甲細工の道を目指す。結婚後は夫婦ともに鼈甲業で働き、妻は坂口の作品を磨き職人として下支えする。 昭和59年大阪府伝統工芸技術者作品展にて奨励賞受賞 平成4年大阪府伝統工芸技術者作品展にて知事賞受賞 現在も当社にて鼈甲職人としての腕を磨いている。

tao-photo-min
太尾 健
たお たけし

昭和17年生まれ。大阪で生まれ中学卒業後、大阪の鼈甲、櫛細工を主とする鼈甲職人を目指す。その後、当社にて櫛や扇子など専門的な作品を現在も手掛け後継者の育成にも力を注いでいる。

ogawa-photo-min
小川 誠
おがわ まこと

昭和61年生まれ。長崎県で生まれ大学では地域政策学科を学び、長崎が鼈甲発祥の地である事に興味を持ち鼈甲職人としての道を大阪にて目指す。繊細な透かし彫を得意とするが大胆な置物「雲龍」なども積極的に作成し日々、技術を磨いている。

ikoma-photo-min
生駒 有加
いこま ゆか

昭和60年生まれ。京都で生まれ京都伝統工芸専門学校にて勉強。工芸品の制作に興味を持ち当社入社後、鼈甲職人としての腕を磨く。女性の目線から数々のデザインを生み出し新しい作品を日々考えている。「蝶々標本」額はその中でも、とても斬新な作品。

Company

会社概要

社名

有限会社プラージュ

創業

平成9年

資本金

3,000,000円

本社所在地

〒544-0026 大阪府大阪市生野区生野西2-2-6

電話番号

06-6741-0234

代表

古川 倫

事業者番号

B-156